真っすぐ構えているつもりなのに、なぜか右を向いてしまう。
自分のアライメントが約20°も右にズレていたことに気づいてから、私は構え方を見直すようになりました。
アライメントスティックを使い、ボールの位置やスタンスを確認する。目標を決めて、スパットを見つけてからアドレスに入る。
以前よりも、ずっと丁寧に構えるようになりました。
それなのに、まだ右を向いてしまう。
最初は練習を続ければ自然に修正できると考えていましたが、どうやらそんなに簡単な話ではありませんでした。
右を向いていることに気づくのと、真っすぐ構えられるようになるのは、まったく別のことでした。
今回は、アライメントを改善するために現在取り組んでいる練習と、なぜ右を向いてしまうのかについて考えた自分なりの仮説、そして次に試してみたいことを紹介します。
右を向いていると分かっても、簡単には直らなかった
以前のラウンドで、私は自分が思っている以上に右を向いて構えていることに気づきました。
同伴者から方向を指摘され、翌日アライメントスティックを使って確認すると、足や肩の向きが約20°も右にズレていました。
原因が分かったときは、これから意識すれば修正できると考えていました。
しかし、実際に練習してみると、そう簡単にはいきません。
目標を確認して、正しい方向に構えようとしているのに、気づけば右を向いてしまう。
何も考えずに構えていた頃なら分かります。
でも、今は違います。
アライメントを意識して、練習にも取り組んでいます。
それでも改善できないのはなぜなのか。
最近は、その原因を考えるようになりました。
右向きの癖に気づいてから、次のラウンドではスパットを決め、フェースと足・肩のラインを確認することを意識しました。
そのときに考えた具体的なアドレスの手順は、「40代ゴルファーが90台安定のために次のラウンドで試す3つのこと」で紹介しています。
しかし、正しい手順を知っていることと、実際に正しく構えられることは別でした。
アライメントスティックを2本使って、構え方の基準を作っている
現在も続けているのが、アライメントスティックを使った練習です。
スティックを2本、直角になるように置き、方向とボール位置の基準を作っています。
1本は目標方向に合わせ、もう1本はそれに対して垂直になるように配置します。
こうすることで、スタンスの向きだけでなく、ボールを置く位置も確認できます。
ボールの位置は使用するクラブによって変わりますが、基準となるクラブでは、スタンスの中央に置くことを意識しています。
まずは自分の中に基準を作ること。
毎回ボールの位置やスタンスが変わってしまうと、何が良くて何が悪かったのかも分かりません。
そのため、できるだけ同じ条件で構えられるように練習しています。
アライメントスティックを使えば、少なくとも基準となる方向を目で確認できます。
しかし、問題はその基準がない状態です。
コースでは、スティックを置いてから打つわけにはいきません。
自分で目標を決め、自分の感覚で構える必要があります。
そして、そこに今も大きな課題を感じています。
アライメントの確認は、現在の打ちっぱなしでも継続している練習の一つです。
以前は球数を打つことを優先していましたが、今は1球ごとの目的を意識するようになりました。
週1〜2回の練習を3年間続ける中で、練習内容がどう変わったのかは、「打ちっぱなしは週1〜2回でも上達できる?3年間続けて100切りした私の練習記録」にまとめています。
スパットを決めているのに、なぜ右を向いてしまうのか
アドレスするときは、ボールの後方から目標を確認し、ボールの少し先にスパットを決めるようにしています。
スパットとは、目標方向にある芝の変色や小さな目印のことです。
遠くのピンや目標を直接意識するよりも、近くの目印に対してフェースを合わせた方が方向を確認しやすい。
その考え方は理解しています。
実際に、後方からスパットを決めるところまでは問題ありません。
ところが、ボールの横に立ってアドレスに入ると、どうしても感覚がズレてしまいます。
なぜなのか。
最近、自分なりに一つの仮説が浮かびました。
ボールから見たスパットの方向と、自分の目線から見たスパットの方向を混同しているのではないか。
ということです。
ボールから見たスパットと、自分から見たスパットは位置関係が違う
ゴルフでは、ボールと目標を結ぶ線がターゲットラインになります。
そのライン上にスパットを決めれば、ボールから見た方向の基準になります。
しかし、アドレスした自分の体は、ボールよりも手前側にあります。
右打ちの場合、足や肩のラインはターゲットラインの左側に位置します。
つまり、ボールから見れば真っすぐ先にあるスパットも、自分の立ち位置から見れば斜め右前にあるわけです。
これは当然の位置関係です。
問題は、そのスパットに対して自分の体まで向けようとしているのではないか、ということです。
後方から決めたスパットを基準にフェースを合わせる。
そこまではいい。
しかし、その後に足や肩の向きを整えるとき、無意識にスパットそのものへ体を向けてしまっているのかもしれません。
本来、ターゲットラインと足・肩のラインは平行になるのが基本です。
同じ場所を向くのではなく、平行なラインを作る必要があります。
頭では分かっているつもりでも、アドレスに入ると、その違いが曖昧になってしまう。
スパットを決めることが問題なのではなく、スパットを体の向きの基準として使ってしまっているのではないか。
今は、これが右向きの癖が直らない原因の一つではないかと考えています。
もちろん、まだ仮説の段階です。
実際にこれが原因なのかは、これから練習で確かめていく必要があります。
次はスパットよりも肩のラインを基準にしてみたい
そこで次に試してみようと考えているのが、肩のラインを意識したアライメントです。
これまでは、ボールの先にあるスパットを強く意識していました。
しかし、スパットはあくまでフェースを合わせるための目印です。
足や肩まで、その目印に向ける必要はありません。
そこで次は、ボールとピンを結ぶターゲットラインに対して、肩のラインを平行にすることを意識してみようと思っています。
具体的には、近くのスパットだけを見るのではなく、ピンまで続く長いターゲットラインをイメージする。
そのラインと、自分の肩のラインが平行になっているかを考える。
そして、足のラインも同じ方向に整える。
もちろん、肩の向きだけを正しくしても、フェースの向きがズレていれば意味がありません。
フェースはターゲットラインに合わせたうえで、肩と足の向きを確認する。
これまでの手順は大きく変えず、何を基準に体の向きを決めるのかを変えてみたいと考えています。
近くのスパットという「点」だけを意識するのではなく、ピンまで続く「線」を意識する。
この違いが、今の自分にとって何かのきっかけになるかもしれません。
練習場で感覚を確認してから、コースで試してみる
新しく考えた方法が上手くいくかどうかは、実際に試してみなければ分かりません。
まずは、これまでと同じようにアライメントスティックを使い、ターゲットラインに対して足と肩のラインを平行にする練習をしてみようと思っています。
その状態で、目標が自分からどのように見えるのか。
スパットはどの位置に見えるのか。
そして、スティックを外しても同じように構えられるのか。
そこを確認したいと考えています。
特に試したいのは、これまでのスパットを中心にした構え方と、肩のラインを意識した構え方の違いです。
自分の感覚だけで判断するのではなく、実際に足や肩がどちらを向いているのかを確かめる。
そのうえで、コースでも再現できるかを試してみたいと思います。
ただし、構えるたびに考えることが増えてしまうのも避けたいところです。
ゴルフは、アドレスだけに集中すればいいわけではありません。
距離や風、クラブ選択など、考えることはほかにもあります。
だから最終的には、できるだけシンプルな手順で正しく構えられるようになることが理想です。
まとめ|アライメントは理解するだけでは直らなかった
以前は、アライメントをそれほど難しいものだと考えていませんでした。
目標を決めて、その方向に構える。
言葉にすれば、それだけのことです。
しかし、自分が約20°も右を向いていることに気づき、実際に修正しようとしてみると、想像以上に難しいことが分かりました。
アライメントスティックを使って練習する。
ボールの位置を確認する。
後方からスパットを決めて、フェースを合わせる。
それでも、まだ右を向いてしまう。
だからこそ、今は単に練習を繰り返すだけでなく、なぜズレるのかを考えるようになりました。
今回たどり着いた仮説は、ボールから見たスパットの方向と、自分の目線から見た方向を混同しているのではないか、ということです。
次は、スパットという近くの目印だけでなく、目標まで続くターゲットラインと肩の平行関係を意識してみます。
これで改善するかどうかは、まだ分かりません。
ただ、自分が何を間違えているのかを考え、仮説を立てて、練習で確かめる。
この繰り返しが、今の自分には必要だと感じています。
90台を安定して出せるようになるためにも、まずは毎回同じ方向に構えられるようになりたい。
スイングを改善する前に、正しく構える。
当たり前のように聞こえることですが、今の私にとっては大きな課題です。

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