練習場では届いていた距離なのに、コースではグリーンに届かない。
反対に、思っていた以上に飛んでしまい、グリーンをオーバーする。
ゴルフを始めてから、そんな失敗を何度も経験してきました。
以前の私は、練習場でフルショットしたときの飛距離を、そのままコースでも打てる距離だと考えていました。
しかし、実際のコースではそう簡単にはいきません。
傾斜もあれば風もある。ライも毎回違いますし、プレッシャーで普段どおりに振れないこともあります。
そうした経験を重ねるうちに、番手選びについての考え方が変わりました。
今は、練習場で打てる最大飛距離を、コースでの最大飛距離として考えないようにしています。
そして、90台を安定して出すために、無理にグリーンを狙うことも減らしました。
今回は、そんな私の番手選びとコースマネジメントについて書いていきます。
練習場で打てる距離が、コースでも打てるとは限らない
以前の私は、練習場で7番アイアンが何ヤード飛ぶのかを確認し、その距離を基準に番手を選んでいました。
もちろん、練習場でも毎回同じ距離が出るわけではありません。
それでも、きれいに当たったときの飛距離が頭に残ってしまうんですよね。
そしてコースでも、その距離を打てる前提でクラブを選んでしまう。
ところが、コースでは練習場と条件がまったく違います。
例えば、向かい風なら距離が落ちることがあります。追い風や打ち下ろしなら、思ったより飛ぶこともあります。
さらに、傾斜のある場所では、練習場のように安定したアドレスを取れるとは限りません。
そこに「グリーンに乗せたい」「バンカーには入れたくない」という気持ちまで加わります。
こうした要因が重なると、練習場の飛距離をそのまま当てはめても、なかなか思いどおりにはいきませんでした。
飛距離を知っているつもりでも、コースで使える飛距離を理解できていなかった。
今振り返ると、そういうことだったのだと思います。
コースでは最大飛距離から10ヤード引いて考える
そこで、今は番手選びの基準を変えています。
私が取り入れているのは、練習場での最大飛距離から10ヤード引いて考える方法です。
練習場:140yd → コース:130yd
もちろん、10ヤードという数字に絶対的な根拠があるわけではありません。
私が今の自分に合うと感じている、番手選びの基準です。
また、追い風や向かい風、打ち上げや打ち下ろしがあれば、その条件も考える必要があります。
それでも、最初から練習場の最大飛距離を期待しなくなったことで、番手を考えるときの基準が変わりました。
一番うまく打てたときの距離ではなく、コースで無理なく使える距離を基準にする。
私には、この考え方が合っています。
大きい番手でゆったり振る方法が、私には難しかった
距離に余裕を持たせるのであれば、大きめの番手を選んでゆったり振る方法もあります。
ただ、私の場合はこれがなかなか難しい。
距離を抑えようとしてゆったり振ると、スイングまで緩んでしまうことがあるからです。
結果として振り遅れたり、ミスショットにつながったりすることがありました。
もちろん、力まずに振ることは大切です。
ただ、私にとっては「力を抜いて振ること」と「緩まずに振ること」の両立が、まだ簡単ではありません。
そのため、無理にスイングの力加減を変えるよりも、最初から飛距離の基準を現実的なものにしておく方が判断しやすいのです。
同じクラブでも、最大飛距離を期待して打つのと、余裕のある距離を想定して打つのでは、気持ちの持ち方も変わります。
私の場合、スイングを無理に調整するより、番手選びの前提を変える方が取り組みやすかった。
これは実際に失敗を重ねて分かったことでした。
90台を目指すなら、毎回パーオンを狙う必要はない
飛距離の考え方が変わったことと同じくらい、コースの攻め方も変わりました。
以前の私は、グリーンに届く距離なら積極的に狙っていました。
7番アイアンで届くなら、7番アイアンでグリーンを狙う。
しかし、グリーンの手前にバンカーがあっても同じように狙ってしまうと、少しのミスが大きな失敗につながります。
そこで考えるようになったのが、そもそも毎回パーオンを狙う必要があるのか、ということでした。
パー72のコースなら、18ホールすべてボギーでもスコアは90です。
つまり、90台を目指すのであれば、必ずしもパーオンを重ねる必要はありません。
今は、基本的にグリーンを積極的に狙うのは100ヤード以内からと決めています。
それ以上の距離が残っている場合は、まず安全に次のショットを打てる場所まで運ぶことを考えます。
例えば、グリーン手前にバンカーがあるなら、無理にバンカーを越えようとせず、その手前まで届く番手を選ぶ。
以前ならグリーンを狙っていた場面でも、今はあえて刻むことがあります。
届く距離だから狙うのではなく、狙う必要があるのかを先に考える。
これが、今の私のコースマネジメントです。
- 練習場の最大飛距離から10ヤード引いて考える
- グリーンを積極的に狙うのは基本的に100ヤード以内
- 手前にバンカーがあれば無理に越えない
- 次のショットを安全に打てる場所を優先する
グリーンを狙わなくなって、バンカーへのプレッシャーが減った
グリーンを無理に狙わなくなってから、バンカーに入ることは以前より減りました。
ただ、それ以上に変わったと感じているのが、気持ちの部分です。
以前は、グリーン手前にバンカーがあるだけで「入ったらどうしよう」と考えてしまうことがありました。
バンカーを越えてグリーンに乗せようとするからこそ、ミスしたときのことが気になる。
しかし、最初からバンカーの手前に運ぶと決めていれば、そのプレッシャーを感じる場面も減ります。
もちろん、狙った場所に必ず打てるわけではありません。
刻むと決めても、ミスをしてバンカーに入ることはあります。
それでも、最初から危険な場所を避ける選択をしていることで、以前より気持ちに余裕を持ってショットに臨めるようになりました。
飛距離だけではなく、次のショットを落ち着いて打てる場所を選ぶことにも価値がある。
今はそう考えています。
初めて100切りできた日も、無理に攻めなかった
この考え方は、初めて100切りを達成したときの経験にもつながっています。
私が初めて100を切ったのは、ゴルフを始めて約3年が経った頃でした。
その日は、何があっても無理をせず、安全に刻むことを意識していました。
グリーンまで届く距離だからといって、無理に狙わない。
ハザードがあるなら、その手前に運ぶ。
そうやって大きなミスを避けながら、アプローチでグリーンに乗せる形を作っていました。
結果として、ハザードに捕まらずにラウンドを進めることができ、アプローチもうまくいきました。
寄せた後は、1パットや2パットで上がれる場面も多くありました。
そして、初めての100切りを達成できました。
もちろん、その日の結果がすべてコースマネジメントのおかげだったとは言い切れません。
ショットやアプローチの調子も関係していたはずです。
それでも、無理なショットを減らしたことが、スコアをまとめる大きな助けになったのは確かです。
当時のラウンドについては、「40代ゴルフ初心者が100切りするまで3年かかった|スコア150から97になるまで」でも詳しく振り返っています。
今の目標は、90台を安定して出せるようになること
100切りを達成したからといって、毎回90台で回れるようになったわけではありません。
今も、ショットが崩れたり、大叩きをしたりすることがあります。
だからこそ、練習場の最大飛距離を前提にしない番手選びや、無理にグリーンを狙わないコースマネジメントを続けています。
これからは、単に何ヤード飛んだかだけでなく、選んだ番手がその場面に適していたのかも振り返っていきたいです。
例えば、ショートしたときに、そもそも番手が足りなかったのか。
それとも、打ち方やライに問題があったのか。
グリーンをオーバーしたときは、風や傾斜を考慮できていたのか。
結果だけでなく、判断の良し悪しを確認していく。
その積み重ねが、90台を安定して出すために必要だと考えています。
まとめ|最大飛距離ではなく、今の自分が使える飛距離を知る
以前の私は、練習場で打てる最大飛距離をそのままコースでも期待していました。
しかし、コースには風や傾斜、プレッシャーなど、練習場にはない要因がたくさんあります。
その中で毎回最大飛距離を期待するのは、私には難しいことでした。
今は、練習場の最大飛距離から10ヤード引いた距離を、コースでの一つの基準にしています。
そして、グリーンに届く距離だからといって、必ずしも狙う必要はないと考えるようになりました。
100切りできた日の経験を振り返っても、私に合っていたのは、無理にパーオンを狙うゴルフではなく、安全に運んでアプローチにつなげるゴルフでした。
大切なのは、どれだけ飛ばせるかだけではなく、その飛距離をどう使うか。
今の自分にできることを基準に、無理のない選択を積み重ねる。
それが、90台を安定して出せるゴルファーになるための、今の私の答えです。

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