ゴルフを始めた頃、私はアイアンよりユーティリティの方が圧倒的に打ちやすいと感じていました。
パー3のティーショット。
パー4やパー5のセカンドショット。
長い距離を打つ場面では、とにかくユーティリティを使う。
当時はアイアンが苦手だったこともあり、
「自分にはユーティリティが合っている。」
と感じていました。
ところが、ゴルフを続ける中で少しずつ状況が変わっていきました。
ある時からユーティリティが右へ大きく曲がるようになり、シャフトをカーボンからスチールに変えたことで一度は改善。
それでも、アイアンが打てるようになり、スイングも変わっていくにつれて、再びユーティリティが打ちにくくなりました。
今では、6番アイアンまでは比較的打ちやすく感じる一方で、ユーティリティはバッグに入れていてもほとんど使っていません。
だからといって、
「ユーティリティは初心者には難しいクラブだ。」
と言いたいわけではありません。
私自身、初心者の頃はユーティリティにかなり助けられました。
ただ、
初心者にやさしいと言われているクラブでも、ずっと自分に合い続けるとは限らない。
これは、何本もユーティリティを試してきた中で感じたことです。
この記事では、最初は得意だったユーティリティを私が使わなくなった理由と、初心者がユーティリティを選ぶときに考えたいことを、実体験をもとにまとめます。
初心者の頃は、ユーティリティが一番打ちやすかった
ゴルフを始めたばかりの頃、私はアイアンがかなり苦手でした。
特に長いアイアンになるほど、うまく当てるのが難しい。
そんな中で使いやすかったのが、ユーティリティでした。
アイアンよりもボールが上がりやすく、距離も出しやすい。
当時の私にとっては、
「長い距離を打つなら、とりあえずユーティリティ。」
というくらい頼っていました。
アイアンが打てず、ユーティリティに頼っていた
パー3のティーショット。
パー4やパー5のセカンドショット。
場合によっては3打目でも使う。
長い距離を打つ場面では、かなりの割合でユーティリティを使っていました。
当時はアイアンが苦手だったこともあり、クラブごとの役割を深く考えるより、
打てるクラブを優先して使っていました。
というより、他のクラブよりもユーティリティの方が圧倒的に打ちやすかったので、
「ユーティリティしか使えない。」
に近い状態だったかもしれません。
アイアンでうまく当たらなくても、ユーティリティならそれなりに前へ運べる。
この安心感はかなり大きかったです。
「自分にはユーティリティが合っている」と思っていた
当時は、ユーティリティを使うことにほとんど迷いがありませんでした。
距離を出したい。
長いアイアンは難しい。
それならユーティリティを使う。
この流れが自分の中ではかなり自然でした。
だから、
「自分にはユーティリティが合っている。」
と完全に思っていました。
実際、初心者の頃の私にとって、ユーティリティはかなり助けられたクラブです。
それが後になって、ここまで打ちにくくなるとは考えていませんでした。
ある時から、ユーティリティが右に大きく曲がるようになった
初心者の頃はかなり頼っていたユーティリティですが、ある時から急に右へのミスが増えました。
それまでは普通に打てていたのに、ラウンドでも練習場でも、
「なんでこんなに右へ曲がるんやろ。」
という状態になりました。
当時の私は、まずクラブ側に原因があるのではと考えました。
最初はシャフトが合っていないと思った
その頃使っていたユーティリティは、カーボンシャフトでした。
そこで、
「もしかしたらシャフトが柔らかすぎて、自分には合っていないのかもしれない。」
と考えるようになりました。
スイングの問題なのか。
クラブの問題なのか。
当時は自分でもよく分かっていませんでした。
ただ、右へのミスが続いていたので、違うタイプのユーティリティを試すことにしました。
スチールシャフトに変えたら、一度は打ちやすくなった
そこで選んだのが、スチールシャフトのユーティリティでした。
実際に変えてみると、これがかなり打ちやすかったです。
右へのミスも減り、
「やっぱりシャフトが合ってなかったんや。」
と、その時は考えていました。
そこからまたラウンドでもユーティリティを使うようになり、長い距離を打つクラブとして頼れる存在に戻りました。
ただ、この問題はそれで完全に終わったわけではありませんでした。
その後、アイアンが少しずつ打てるようになり、スイング自体も変わっていく中で、またユーティリティが打ちにくくなっていきました。
アイアンが打てるようになるにつれて、ユーティリティが難しくなった
その後、アイアンの練習を続ける中で、少しずつ打てる番手が増えていきました。
以前は長いアイアンがかなり苦手でしたが、今は6番アイアンまでは比較的打てるようになっています。
5番アイアンも、今は練習中です。
ところが、アイアンが打てるようになる一方で、今度はユーティリティの方がどんどん難しく感じるようになりました。
フェースが開いて見えて、構え方まで分からなくなった
今の私がユーティリティを構えると、
「フェースが開いて見える。」
という違和感があります。
どのユーティリティを持っても、同じように見えることが多いです。
そのせいで、
「ボールはどこに置けばいいんやろ。」
「この向きで合ってるんかな。」
と、構えた段階から迷うようになりました。
以前は何も考えずに打てていたのに、今はアドレスに入る時点で違和感がある。
この変化はかなり大きかったです。
今はアイアンの方が圧倒的に打ちやすい
初心者の頃は、アイアンよりユーティリティの方が圧倒的に打ちやすかった。
でも今は逆です。
6番アイアンまでは、自分の中である程度イメージを持って打てる。
一方でユーティリティは、構え方やフェースの見え方、球筋まで不安が残る。
その結果、今はラウンドでもほとんど使わなくなりました。
最初は一番頼っていたクラブが、今では一番難しく感じる。
自分でもかなり不思議な変化ですが、ゴルフを続ける中で、
クラブとの相性は固定ではない。
ということを実感しています。
スイングが変わったことで、クラブとの相性も変わった
ユーティリティが打ちにくくなった理由については、今でも完全に答えが出たわけではありません。
ただ、自分の中では、
スイングが変わってきたことも大きく関係している。
と考えています。
マンツーマンレッスンでスイングを修正している
現在はマンツーマンレッスンを受けながら、スイングを少しずつ修正しています。
以前よりも、身体の使い方やクラブの通り道を意識するようになりました。
その結果、アイアンは少しずつ打ちやすくなっています。
一方で、ユーティリティのような長めのクラブでは、今の自分のスイングの癖がより強く出ている感覚があります。
長いクラブになるほど、右へのミスが出やすい
今の私には、まだクラブが外側から入りやすい癖があります。
アイアンなら、多少その癖があってもある程度打てる。
でも、クラブが長くなるほど、その影響が大きくなっているように感じます。
その結果、ユーティリティでは右へのミスが強く出る。
今はそんなふうに捉えています。
もちろん、これがすべての原因だと断定はできません。
ただ、初心者の頃は何も考えずに打てていたユーティリティが、スイングを変えていく中で急に難しくなった。
この経験から、
クラブとの相性は、スイングの変化でも変わる。
ということは強く感じています。
今後スイングがさらに整ってくれば、またユーティリティが打てるようになる可能性もあります。
ただ現時点では、
「初心者の頃に打てたから、今も自分に合うはず。」
とは考えないようにしています。
初心者にやさしいと言われるクラブでも、ずっと自分に合うとは限らない
ユーティリティは、長いアイアンより打ちやすいと感じる人も多いクラブです。
実際、私自身も初心者の頃はかなり助けられました。
だから、
「ユーティリティは初心者には向かない。」
とはまったく思っていません。
むしろ、アイアンが苦手だった当時の私には、とても使いやすいクラブでした。
ただ、その経験があるからこそ、
一度自分に合ったクラブが、ずっと合い続けるとは限らない。
ということも分かりました。
得意なクラブは、ゴルフの上達と一緒に変わることがある
初心者の頃はユーティリティが得意だった。
その後、アイアンが少しずつ打てるようになった。
スイングも変わった。
すると、今度はユーティリティの方が難しく感じるようになった。
私の場合は、こうやって得意なクラブが変わってきました。
だから、
「昔これが打てたから、自分にはこのクラブが合っている。」
と決めつける必要はありません。
逆に、以前は苦手だったクラブが、スイングや技術の変化で打ちやすくなることもあります。
クラブ選びは「今の自分」で考えた方がいい
クラブを選ぶときは、
初心者向けと言われているか。
人気があるか。
周りが使っているか。
ということも参考にはなります。
でも、それ以上に大事なのは、
今の自分が打ちやすいか。
ということです。
構えやすい。
当たりやすい。
ミスの傾向が分かりやすい。
必要な距離を打てる。
こういう感覚を基準にした方が、実際のラウンドでは使いやすいです。
私にとってユーティリティは、最初はかなり頼れるクラブでした。
でも今は、無理に使うよりアイアンを使う方が安心できます。
その時々で、
「今の自分に合っているか。」
を見直すことが、クラブ選びでは大切だと感じています。
初心者にユーティリティは必要なのか
私自身、初心者の頃はユーティリティにかなり助けられました。
だから、アイアンが苦手な人にとっては、有力な選択肢だと考えています。
ただし、
「初心者だからユーティリティを入れた方がいい。」
と一律に考える必要はありません。
大事なのは、自分が打ちやすいかどうか。
そして、バッグの中でそのクラブに役割があるかどうかです。
アイアンが苦手なら、ユーティリティを試す価値はある
長いアイアンがうまく打てない。
5番や6番アイアンになると、急にミスが増える。
そんな人なら、ユーティリティを試す価値はあります。
私自身も、初心者の頃はアイアンよりユーティリティの方が圧倒的に打ちやすく、長い距離を打つ場面でかなり助けられました。
だから、
アイアンが苦手だからといって、無理に長いアイアンを使う必要はありません。
ユーティリティの方が打ちやすいなら、そちらを使えばいい。
まずは実際に打ってみて、自分に合うか確認するのが一番です。
必要な距離がすでに埋まっているなら、無理に入れなくていい
一方で、アイアンが問題なく打てていて、他のクラブとの距離もきれいにつながっているなら、ユーティリティを無理に入れる必要はありません。
たとえば、
5番ウッドがある。
5番アイアンも打てる。
その間の距離にも特に困っていない。
それなら、
「初心者にはユーティリティがいいらしいから。」
という理由だけで追加する必要はないです。
クラブは本数を増やすことが目的ではありません。
必要な距離を打てるクラブが揃っていれば、無理に新しいクラブを買い足す必要はありません。
必要な距離を打てるクラブが揃っていれば、それで十分です。
距離の空きを埋めるために使うのはあり
逆に、
「5番ウッドと5番アイアンの間がかなり空いている。」
「この距離だけ打てるクラブがない。」
という場合には、4番ユーティリティなどを入れる方法があります。
ユーティリティを、
「初心者向けだから入れるクラブ」
ではなく、
「自分のバッグの中で足りない距離を埋めるクラブ」
として考えると、選びやすくなります。
ユーティリティが苦手なら、7番ウッドなど別の選択肢でもいい
そして、ユーティリティを試してみても打ちにくいなら、無理に使う必要はありません。
たとえば、同じような距離を打つために7番ウッドを選ぶ方法もあります。
アイアンを使う方法もあります。
大切なのは、
「何のクラブを使うべきか」ではなく、「その距離を自分が一番打ちやすいクラブは何か」が大切です。
私自身、初心者の頃はユーティリティがその役割を担っていました。
今はアイアンの方が打ちやすい。
この経験からも、クラブ選びは「一般的に何がやさしいか」より、今の自分が何を打ちやすいかで決めるのが一番だと考えています。
クラブは「初心者向け」より、自分が打てるかで選ぶ
私にとってユーティリティは、初心者の頃にかなり助けられたクラブでした。
アイアンがうまく打てなかった時期には、パー3のティーショットやセカンドショットで何度も使いました。
当時は、
「自分にはユーティリティが合っている。」
と感じていました。
でも今は、6番アイアンまでは比較的打ちやすくなり、5番アイアンも練習中です。
その一方で、ユーティリティは構えた時の違和感が強く、右へのミスも出やすい。
結果として、ラウンドではほとんど使わなくなりました。
この変化を経験して、
クラブとの相性は固定ではない。
ということを実感しています。
中古クラブを選ぶときも、年式や評判だけではなく、自分が構えやすく打ちやすいかを重視しています
スイングが変われば、打ちやすいクラブも変わる。
得意な番手が増えれば、必要なクラブも変わる。
だから、クラブを選ぶときに大切なのは、
「初心者向けと言われているか」ではなく、「今の自分が打てるか」だと考えています。
アイアンが苦手なら、ユーティリティを使えばいい。
ユーティリティが苦手なら、無理に使わなくていい。
必要な距離が埋まっているなら、そもそもバッグに入れなくてもいい。
クラブは、周りに合わせて選ぶものではなく、
自分のゴルフに必要な役割があるかどうかで選ぶ。
今の私は、そう考えています。

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